足とO脚の意外な関係

1. 矯正インソールや矯正スリッパの危険性O脚って何?

  • 1.矯正インソールや矯正スリッパの危険性

    O脚をなおす、と称していろいろなグッズが市販されていますが、中にはかえって脚の形や姿勢を悪くしてしまうものもあるのをご存知ですか?
 よく出回っているのが、 かかとの外側が高くなったスリッパやインソール(靴の中敷)です。 ストレッチングボードでも、外側が高くなっているものがあります。

 「O脚の人は靴のかかとの外側が減るので、外側が高くなったインソールを使えばよい」 「O脚の人は足の外側に重心がかかるから、内側に重心がかかるよう、外側を高くするとよい」 ・・・ちまたでよく言われていることですが、実はこれは足のバイオメカニクスの観点から見ると、明らかな誤りなのです。 そればかりか、人によっては、足関節のゆがみを進行させ、O脚を進行させる原因になってしまいます。
    市販のインソール .1 市販のインソール .2
    市販のインソール .3 市販のインソール .4
    市販のO脚矯正スリッパ 市販のO脚矯正ストレッチングボード
    正常な靴の減り方では、かかとの中央が減ると思っていませんか? 実は違います。 通常の、自然な歩行をすると、かかとのやや外側が減るのです。 靴のかかとの外側が減るのは、異常なことではありません。 膝下が外側に湾曲している「脛骨内反(けいこつないはん)」や、かかとが内側にでっぱっている「後足部内反(こうそくぶないはん)」という、O脚の人に多い足の特徴を持つ人では、確かにより強くかかとの外側が減りやすい傾向はあります。

 しかし、だからといって外側を高くして傾斜をつけたスリッパやインソールを使うと、足首の関節を内側にゆがませ、その上の脚全体を内回りにひっぱり、膝を内側に向けてしまいます。そしてこの動きはお尻を大きくして腰の反りかえりをきつくし、姿勢を悪くしてしまうことにつながるのです。 カウンセリングにてお客さまから、このようなスリッパを使用して、足が痛くなったと伺ったこともあります。 かかとの外側が高く、内側へ傾斜したスリッパの使用により、足首に不自然な負担がかかったためと考えられます。

 このようなことは、足の土踏まず(縦アーチ)が低い偏平足ぎみの足の方に特に起こりやすいことです。 また、アーチの高い足の方でも、踵の外側が高く内側へ傾斜したインソールやスリッパは、アーチをつぶすような足の動きを助長させ、足首周囲の靭帯や関節に大きな負担をかけることになり、お勧めできません。

 当店のカウンセリングで正しい脚と足の知識を理解して、本当に脚と足によいグッズを知っていただきたいと思います。 当店では、正しい脚の知識に基づいて、本当に脚によいものを厳選し、お客様に特別価格にてご提供しています。

2. O脚・X脚の人に多い「回内足」「外反足」

  • 2. O脚・X脚の人に多い「回内足」「外反足」

    O脚・X脚を矯正していく上で、問題になることに、足首の関節のゆがみがあります。

 O脚・X脚は、医学的には内反膝・外反膝とも言い、とかく膝の周囲が注目されます。 しかし、脚のラインをくずしたり、脚と脚の間があく最も大きな原因が、足首の関節(正確に言うと距骨下関節)にある場合も非常に多いのです。

 O脚の方は、足をそろえて立つと、内くるぶしの下の出っ張った骨がぶつかり、かかとや内くるぶしがつかない場合があります。 この出っ張った骨は、「足根骨」と言い、くるぶしの下にある7つの小さな骨のうちの一つです(出っ張る可能生のある足根骨は、詳しい名前を言うと、舟状骨または距骨、あるいは舟上骨の上にできる小さな骨-外脛骨の場合もあります)。 この骨は、主に足首の関節(距骨下関節)が内側にねじれるような「回内」という動きを起こすせいで出っ張ってきます。 この内側にねじれるような動きは、正常な歩き方でも起こるのですが、この動きが頻繁に大きく起こると、足首は内側へゆがみ、土踏まず(足の内側の縦アーチ)がつぶれて来て、ひどくなると足根骨が内側に出っ張ってくるのです。 このような足の状態を「回内足」と言います。「回内足」がひどく、かかとが内側へ倒れこんでいる場合は「外反足」とも言います。 いずれも慢性的に異常な足の状態です。
このような足になる原因には、もって生まれた足の形(後足部内反、前足部内反など)やもともと足の裏の筋肉・靭帯が弱い、学生の頃激しく足を使うスポーツをやっていた(陸上、テニス、バスケットや、裸足で行う柔道、剣道など)、などが考えられます。
    足部をうしろから見た状態

    「回内足」「外反足」の人は、同時に偏平足や幅広足になっていることも多く、足が疲れやすかったり、痛みがある人もいます。 この状態の足で歩くと親指の付け根の内側に負担がかかり、外反母趾になりやすいです。 また、足から上への影響も大きく、まず、足首のラインが実際には曲がっていなくても、ひどく湾曲したように見えてしまいます。 そのため、脚と脚の間が離れやすくなります。 また、足首の関節が内側へゆがむと、脚全体が内回りに引っ張られるように動きますので、その結果、膝のお皿も内側へ向き、O脚が進行してしまいます。 更に連動して股関節も内側に入り、骨盤は前方に傾斜し、下半身だけでなく姿勢全体に悪い影響を与えます。 お尻は大きくなり、腰はえび反ってしまうのです。

 X脚の人も、「回内足」「外反足」の人が多くみられ、この足首のゆがみが、膝のX型の折れをひどくしています。 また姿勢全体に与える影響はO脚の人と同じです。

3. 足首のゆがみを防止するフットオーソティクス

  • 3. 足首のゆがみ防止する 「オーソティクス(機能的足底板)」

    そこで当店では、O脚X脚矯正をより効果的にするため、「脚」の土台である「足」を支えて、足首のゆがみ防止することを重視しています。 このため、お客様にお勧めしているのが、フットオーソティクス(機能的足底板)とビルケンシュトックサンダルです。 フットオーソティクスは、お客様のお足に合わせて作られるカスタムメイドの足底板です。 image O脚の大きな原因の一つである足首の関節のゆがみを防止し、足の関節を正しい状態にキープするものです。 靴の中に入れて使用しますが、前述した市販のO脚矯正インソールとは機能も構造も材質も全く違います。 市販のO脚矯正インソールはO脚矯正とうたいながら、「回内足」「外反足」を悪化させ、更にO脚を悪化させる危険がありますが、フットオーソティクスは「回内足」「外反足」を悪化させず、またそのような足でも正しく機能的な歩行ができるよう、足の関節をしっかり支えます。 またその他アーチサポートなどを目的とした市販のインソール(中敷)やパッドとも違います。 一般のインソールやパッドは足の裏の一部にかかる圧力を軽くして、たこなどの悪化を防ぐ目的ですが、当店のフットオーソティクスは、お客様お一人お一人の独自の足の形に合わせて、主に足の要(かなめ)である後足部を支え、立った時や歩いた時に足が正しく機能的な動きを生み出せるようにするものです。 これにより、O脚をはじめとし、足から起こる体全体のゆがみも防ぐことが出来るのです。 image (左)土踏まずがつぶれてしまった偏平足。足全体がべタッと広がった巾広足の方は、内くるぶしや足根骨が大きく出っ張っ、足首の関節がゆがんでいます(回内足、外反足)。 image (左)オーソティクス使用時。内くるぶしや足根骨の出っ張りが小さくなります。足首の関節を支え、効果的な歩き方、立ち方ができるようになります。

    フットオーソティクスは、足の先進国であるアメリカの足病医(足専門の医者)による足部バイオメカニクスの理論に基づいた足底板です。 当店技術主任は、足部バイオメカニクス研究会に所属し、医療関係者の先生方とともに足部バイオメカニクス理論と足底板処方の勉強を続けております。

カスタムメイドですので、足についての詳しい検査を行い、石膏でお一人お一人の足の型をお取りします(所要時間約1時間)。これを「サトウキョウコーポレーション ランガー事業部」を通してアメリカの「ランガー社」(ポダイアトリスト(足病医)による足底板の会社)に送付。足のデータと型に基づき専門技術者によって足底板が作成されます。

    製作工程

    • お足の状態の検査・計測
    • フットプリンター採取
    • 石膏による足の型取り
    • 必要に応じて足の写真撮影など
(以上の所要時間約1時間)
      • アメリカ・ロサンゼルスのラボにて製作
      • 当店
    • 完成オーソティクスのフィッティング
    • 必要に応じてリペア(3ヶ月以内無料)
    image (左)申し込み用紙(詳細な足の検査を実施)

 お一人お一人の足に最適なフットオーソティクスをお作りするため、石膏を用いて、お客様のお足の正確な型取りをいたします。この型に基いて、アメリカで専門技術者が作成します。

 スニーカー用、カジュアルシューズ用、各種スポーツ用などがございます。 スポーツをなさる方には特にお勧めします! 当店のお客様には特別価格にごて提供しております。


 是非この機会に自分だけの足底板を手に入れましょう!

かかとと土踏まずをサポートする「ビルケンシュトックサンダル」

  • 4. かかとと土踏まずをサポートするビルケンシュトックサンダル

    靴を履くときはフットオーソティクスを入れるのが最適ですが、サンダルに入れることはできません。
    そこでお勧めしたいのがこのサンダル。 ゆがみやすい足の関節を、かかとをしっかりつつみこむことで支え、また落ち込んだ土踏まずもサポートします。 足裏にフィットしたソールが心地よく疲れにくく、一度はいたらそのよさが実感できます。

 屋外ではもちろん、部屋の中でもスリッパ代わりにはけるので、オーソティクスとの併用をお勧めしています。 当店のお客様には特別価格にてご提供しております。 一般的に市販されているデザイン以外のものもとりそろえております。