病気はありますが、元気です!~私の病気について(1)

キョウコプロポーションの松尾は、
五月下旬からお休みをいただき、
広尾の日赤医療センターに1ヶ月半入院、
7月半ばに退院して、仕事復帰しております。

そろそろ退院して1ヶ月になります。
退院翌週より仕事を開始し、
最初の一週間は少し疲れやすかったですが、
今ではすっかり元に戻り、
元気に働いております!

ただ、治ったわけではなく、
週一で通院して治療を継続しています。

私の病気について、まだお店のブログには書いておりませんでしたので、少し書いておきますね。

松尾さん、入院長かったけどなんの病気だったのかな?とちょっと気になっていた方もいらっしゃるかと…💦

もう2年前になりますが、脚のむくみの症状が始まり、蛋白尿がみつかったのが最初です。

腎臓の病気、ネフローゼ症候群との診断。
ネフローゼ症候群は、蛋白尿が出るため、尿が泡立ち、血液中のタンパク質アルブミンが減り、そのためにむくみやすくなる病気です。コレステロールは上がってしまいます。
人によっては身体がだるくなります。
私はだるくならず、元気でしたが。

しばらく治療を受けていましたが、蛋白尿は減らず、アルブミン値も改善しないため、今年3月末から腎臓の詳しい検査をするため入院しました。

腎生検という、腎臓に針を刺して、組織を取って調べる検査です。検査は麻酔もするのでそんなに痛くないのですが、その後半日、仰向けで寝ていなければならず、検査した側の脚を動かせないのが辛かったですね💦

腎生検にて、アミロイドという異常な蛋白が見つかりました。これは、けっこう珍しいものらしく。
腎臓が悪いネフローゼ症候群だけではないということで、アミロイドの型を調べる詳しい検査結果待ちに。

その間に、CTスキャン、MRI、心エコー、骨髄穿刺、眼科、整形外科、そしてペットCTと、色々検査しまして…。

その結果、4月下旬に、
元々の原因は「多発性骨髄腫」という血液のがんであることがわかりました。

ガーン!!

(ちょっと言ってみたかった、このフレーズ😬)

なんと、がん!
それも腎臓ではなく、血液とは…
とびっくりでした。

蛋白尿とむくみ以外は、特に症状はなかったので、腎臓の病気とばかり思っていたのですが。

いえ、なんの症状もなかったのは、3月頭までで、
3月上旬から、実は左の鎖骨の内端に痛みと腫れがありました。
腕を一定の方向に動かすと痛いのです。
マッサージの仕事はできる程度だったのですけど。

ぶつけても、ひねってもいないのに、ある朝痛みに気づき、寝違えかな?と思っていました。

これは、多発性骨髄腫に特有の、「溶骨性病変」というものだったのですが、この時点では、レントゲンでもCTスキャンでも異常とは診断されませんでした。
でもなぜ痛いのか原因は分からず、経過を見ましょう、でしたね。

でも4月下旬には、右の鎖骨内端も同じ痛みと腫れが起きてきたのです。
これは、なんかやばいぞ、と思いましたね。

そのすぐあと、ペットCTを撮ったのですが、(これ、とっても高い検査ですねえ)
この両鎖骨内端に、緑色のキラキラがうつり、腫瘍の集積が見られるとのこと!

骨髄穿刺の結果とともに、
多発性骨髄腫の確定診断となりました。

最初の入院は、家から近い総合病院でしたが、
今後の治療を考えると、
大きな病院に移った方が良いとのことで、
骨髄腫、アミロイドーシスの治療で実績のある、
広尾の日赤医療センターに、
5月連休明けに、転院しました。

多発性骨髄腫は、血液の中の白血球の一つ、
リンパ球から変化する形質細胞が、
異常な細胞(がん細胞)となり増える病気です。

症状は、人によりますが、貧血、腎臓の障害、骨の障害、高カルシウム血症などです。

私は貧血はありませんでした。

形質細胞は、普段は抗体というものを作って、
外からやってくる細菌やウイルスをやっつけるのですが、
がん化した異常な形質細胞(骨髄腫細胞と言います)は、ちゃんとした抗体を作れず、役に立たない抗体(M蛋白と言います)を、沢山作ってしまいます。

このM蛋白が、私の場合、さらにアミロイドという溶けにくいタンパク質に変化し、
腎臓にたまり、蛋白尿をひきおこしていました。

多発性骨髄腫の人の約15パーセントが、アミロイドーシスも併発するとのことでした。

診断名は、多発性骨髄腫、それによる腎アミロイドーシス、両鎖骨形質細胞種。

ネフローゼ症候群も、ですが、それは二の次に💦

多発性骨髄腫の治療をして、
アミロイドのもとになる、骨髄腫細胞を減らすことがいちばんの治療となるそうです。

ということで、5月下旬から、3剤併用の抗がん剤治療を、まずは4クール(1クール4週間)受けることになりました。

少なくとも最初の1クールは入院で、副作用の出方を見ながら治療していくのだそうです。
アルブミン値がかなり低く(通常4-6のところ私はこの頃1.8でした)、アミロイドーシスもある私は、当然入院という感じでした。

5月上旬の最初の外来では、なるべく早く入院した方が良い、と言われましたが、抗がん剤治療に抵抗のあった私は、この期に及んで、

このまま治療しないでいると、あとどれくらいで死にますか?

と、聞いてしまいましたよ。

私は、20代前半に鍼灸マッサージの専門学校に通い、東洋医学を学んでから、西洋薬に抵抗があり、薬は極力飲まず、できるだけ自然療法を選択してきたので、がん治療のための抗がん剤治療でかえって免疫力が下がり、QOL(生活の質)がガタ落ちすることを恐れました。

そうしたら、お医者さんは、

半年もあり得るね

とのこと。

えー!半年もあり得る!? うーん、それは厳しい…

これは、アミロイドーシスがあるせいです。

私は今は、アミロイドが腎臓についているだけなのですが、全身どこにでもつく可能性があり、心臓についた場合、最悪、心不全を起こして突然死する可能性もあるらしいのです。

そして、

これから抗がん剤の治療をしたら、どのくらいの人に効果がありますか?

ときいたら、

90%の人にはあるね

とのこと。

ヘェ~それはまたすごい。

効果の程度は個人差がありますが、
何らかの変化がある人は90パーセントとのこと。

半年もあり得る、とまで言われては、治療しないわけにはいかないですね!

子供が成人するまでは生きたいし、孫のまるまる育児をすることが、私の目標。

こうして、入院して抗がん剤の治療が始まりました。

(長くなったので、次へ続きます)

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